「反骨心」の男、パトリック・ビバリー

パトリック・ビバリーという男は、つくづくファンを楽しませてくれる。

クリスマス・ゲームでのLA頂上決戦後、ビバリーは自分自身とレブロン、レイカーズとの関係性について語った。

レイカーズにドラフトされたが、すぐにマイアミにトレードされた。マイアミでレブロンとプレイしていたが、すぐにカットされた。レブロンの行くところには、私の居場所はない。カットされた日のことを、今でも昨日のことのように覚えている。これこそ、私の反骨心の源だ。

ーパトリック・ビバリー

大学の後、ドラフトにはエントリーせず、ヨーロッパの複数チームでプレイ。2009年に2巡目42位でレイカーズから指名されたものの、すぐにヒートにトレードされた。その後、ロケッツでブレイクし、キャリアを確立したが、今度はクリス・ポールのトレードに巻き込まれ、現在のクリッパーずに移籍した。確かにそこそこの苦労人で、彼の反骨心がここまで大きくなったのもうなずける。

モチベーションの源泉は人それぞれだが、ビバリーは苦しかった時代の苦い記憶をエネルギーに変える、まさに「反骨心」の塊だ。個人的には、年齢こそ違うものの、誕生日が同じ(7月12日)で、感じるものがある。これからもその反骨心で、我々ファンを楽しませてほしい。

引用:「LeBron James says collision with Patrick Beverley re-aggravated his groin issue, reportedly could miss games」(SBNATION)

JJ
I Stan Basketball. / Started watching NBA since 2003 / A Big Fan of LeBron & Lakers / An Alumnus of University of Tsukuba / An Editor / A Blogger

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