ケビン・デュラント「マイケル・ジョーダンは神のレベルのスコアラー」

スコアリングにおいて天賦の才を持ち、現在のリーグで支配的な選手の一人であるケビン・デュラントは、史上最高の選手やスコアラーの議論で、NBAのアイコンであるマイケル・ジョーダンと自分自身を比較しないでほしいと考えている。

“KEVIN DURANT: MICHAEL JORDAN IS A ‘GOD LEVEL’ SCORER”(SLAM)

サンクスギビングにESPNのマックス ・ケラーマンとケンドリック ・ パーキンズは、マイケル・ジョーダンとケビン・デュラントのどちらがスコアラーとしてより優れているのかという議論で盛り上がった。

現在のスターをしばしば擁護する傾向にあるパーキンスは、「私が今まで見てきた中で、KDが最高のスコアラーだ。彼のゲームには欠陥がない」と元チームメイトであるデュラントを選ぶスタンスを示した。一方のケラーマンは、「マイケル・ジョーダンはKDよりも多く得点し、KDよりも多く勝利しただけでなく、KDよりも効率的に得点した」という主張で応酬した。

このディベートに対して、デュラントはTwitterでこんな反応を見せた。

マイケル・ジョーダンは唯一無二の存在だ。神のレベルにいる、比べようもない、ピュアマスターさ。私はいまだに彼のゲームを見て学んでいる。その議論から私の名前は外してくれ。

―ケビン・デュラント 

今日のスター選手がジョーダンに対して敬虔な態度を取るのは決して珍しいことではない。しかし、ことスコアリングに関して言えば、デュラントは現在のリーグの中でも唯一、ジョーダンと比較されても不思議ではない実力の持ち主と言っていいと思う。リーグの多くの若手選手も、レブロンよりもデュラントを尊敬するという声を挙げる選手も多いという話も耳にする。

そんな中、3度の優勝を誇るマイアミ・ヒートのアンドレ・イグダラもケビン・デュラント支持派の一人で、2020-2021シーズンのMVPはケビン・デュラントになるだろうと予想する。

ステフィン・カリーとケビン・デュラントの2人は来季、素晴らしいシーズンを送るだろう。でも私は、特にKDのプレイする姿が見れるのが待ち遠しい。私がシーズン前にMVP候補として選ぶのはKDだ。

―アンドレ・イグダラ 
“ANDRE IGUODALA PREDICTS KEVIN DURANT TO WIN 2021 MVP”(SLAM)

2019年のファイナルでアキレス腱を断裂し、2019-2020シーズンは完全に欠場したデュラントは、健康な状態であればリーグで3本の指に入る選手の一人だろう。

10回のオールスター、4回の得点王、2回のファイナルMVPを獲得したKDは、リーグに入ってからずっとエリートスコアラーとして活躍してきた。デュラントが1試合平均20点を下回ったシーズンは一度もなく、2年目のシーズンからはフィールドゴールの成功率は46.0%、スリーポイントの成功率も35.0%を超える確率でシュートを沈めている。

デュラントはウォリアーズでの最後のシーズンとなった2018-2019シーズンに、平均26.0得点、6.4リバウンド、5.9アシスト、1.1スティールを記録。他のチームであれば完全にMVP候補を数字であるが、ヲリアーズだったがゆえに彼はMVP投票では8位にとどまった。

もしデュラントが来季ブルックリン・ネッツでこれらの数字を再現しながらチームをイーストのトップ3の一つに導くことができれば、イグダラの言葉が現実のものとなるかもしれない。■

JJ
I Stan Basketball. / Started watching NBA since 2003 / A Big Fan of LeBron & Lakers / An Alumnus of University of Tsukuba / An Editor / A Blogger

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