「生涯ウォリアーズ」を望むステフィン・カリー、チームと3年1億5,600万ドルの契約延長について協議中

ゴールデンステイト・ウォリアーズのオーナーは、ステフィン・カリーがウォリアーズではない別のユニフォームを着る姿を絶対に見たくないと考えているはずだ。ウォリアーズとカリーは、カリーに向こう2年で約8,900万ドル(今季約4,300万ドル、来季4,600万ドル)の大型契約が残っているにもかかわらず、契約延長について協議している。

“Stephen Curry hoping to retire with Warriors, eligible for a 3-year, $156M contract extension”(Ahn Fire Digital)

チームと(契約延長について)話し合っている。今、すべてがテーブルの上にあるよ。私がウォリアーズの一員であり続けること、ウォリアーズに待っている将来のことについて話し合ったすべてがね。それらについて私は完全にコミットしており、自分にとって、そしてチームにとって正しいことをしなければならないことも理解している。その上で、私に思いを口にする権利があること、そしてそれらの実現を心から信じられるポジションにいるということは、とても祝福されたことだと感じている。あとは、あるべき姿に向けて物事を進めていけばいいだけのことさ。

―ステフィン・カリー 

ウォリアーズとカリーは12月21日までに契約を結ぶか、来年の夏まで保留にする必要がある。また、カリーは3年1億5,600万ドルの契約延長を結ぶ資格を有する。その場合、ESPNのボビー・マークスが指摘するように、カリーのサラリーは2022-2023シーズンに4,800万ドル、その翌年には5,200万ドル、そしてカリーが36歳になる2024-2025シーズンには5,600万ドルという破格の金額となる。(同時に、彼の父・デルと同様、NBAで16シーズンプレイしたことになる。)

2020/21:$43,006,362(約43億円)
2021/22:$45,780,966(約46億円)
2022/23:$48,000,000(約48億円)
2023/24:$52,000,000(約52億円)
2024/25:$56,000,000(約56億円)

★:契約延長対象の3年間

ウォリアーズは、その年齢でカリーにここまでのサラリーを支払うことに後悔することになる可能性があるだろうか? コート上では、彼の卓越したシューティングスキルが加齢に伴う戦い方の変化を助けていく可能性は非常に高い。しかしながら最も大切なことは、この延長契約が、コービー・ブライアントやティム・ダンカン、ダーク・ノビツキーなど数少ないレジェンドだけが成し遂げた、1つのチームでキャリアをまっとうするという希少なレガシーを確立するという点で、双方に大きなメリットがあるということだ。たとえ全盛期を過ぎたとしても、カリーの影響力によってアリーナは観客で埋め尽くされ、VIP席も常に満席で、大きなスポンサーも獲得できる。ファンは引き続き彼を夢中で見続ける。カリーはゴールデンステイトを代表するアイコンだ。2度のMVP受賞、そして3度の優勝をベイエリアにもたらしたカリーが、新設のチェイス・センターでプレイしないことなど、想像はできないのだ。

カリーは、ウォリアーズが今もなお優勝候補であると信じており、前に進み続けることにフォーカスすること、そしてこれからも勝利するための方法を常に求める組織の一員でいたいという望みについて述べた。カリーは、契約延長やサラリーの問題よりももっと、今季直面する課題や、組織をトップレベルに引きげることに目を向けている。

ちなみに、今季のサラリーを含めた生涯獲得サラリーのランキング15位までは以下の通り。「3年1億5,600万ドル」という途方もなく莫大な金額に引っ張られ、カリーが生涯獲得でもすでに上位にランキングしていると思いきや、実は今季までで言えばカリーは14位に留まる。ただ、今回の契約延長が正式に締結されれば、間違いなくカリーはより上位に名を連ねてくることになるだろう。

1. レブロン・ジェームス(レイカーズ)
  $434,986,078(約435億円)
2. ケビン・デュラント(ネッツ)
 $358,099,592(約358億円)
3. クリス・ポール(サンズ)
 $344,388,531(約344億円)
4. ケビン・ガーネット(元ウルブズなど)
 $343,862,398(約344億円)
5. ラッセル・ウエストブルック(ウィザーズ)
 $338,819,811(約339億円)
6. コービー・ブライアント(元レイカーズ)
 $328,237,108(約328億円)
7. ジェームス・ハーデン(ロケッツ)
 $319,406,593(約319億円)
8. シャキール・オニール(元レイカーズなど)
 $292,198,327(約292億円)
9. ダミアン・リラード(ブレイザーズ)
 $291,268,658(約391億円)
10. ジョン・ウォール(ロケッツ)
 $276,601,866(約277億円)
11. ゴードン・ヘイワード(ホーネッツ)
 $270,922,778(約271億円)
12. ブレイク・グリフィン(ピストンズ)
 $267,894,679(約268億円)
13. ケビン・ラブ(キャバリアーズ)
 $266,912,642(約267億円)
14. ステフィン・カリー(ウォリアーズ)
 $257,859,052(約258億円)
15. アル・ホーフォード(サンダー)
 $257,728,232(約258億円)

“WARRIORS: DUE ASSENTI AL TRAINING-CAMP, MENTRE CURRY GIURA AMORE ETERNO”(NBA PASSION.com)

JJ
I Stan Basketball. / Started watching NBA since 2003 / A Big Fan of LeBron & Lakers / An Alumnus of University of Tsukuba / An Editor / A Blogger

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