偉大になることを追い求め、誇りを抱き続けたレブロン・ジェームスの半生

レブロン・ジェームスは自身の18年間のキャリアの中でこれまで、レギュラーシーズン1,270試合に出場し、そのうち1,262試合で二桁得点以上を記録してきた怪物だ。36歳の誕生日を迎えた12月30日、ジェームスはNBA記録となる大台の1,000試合連続二桁得点の記録を達成。これは、二桁得点の連続試合数として最多となった。この記録の2位はマイケル・ジョーダンの866試合であり、ジェームスの1,000試合からはるかに遠い。

Source: “Even at 36 years old, LeBron James is still defining greatness”(Silver Screen and Roll)

ジェームスの高いオフェンス能力の不変性はNBAの長い歴史の中でも見られないレベルで、チームメイトもどうやったらそれが可能になるのか見当がつかない。

恐ろしい記録だよ」と、レイカーズでチームメイトのウェスリー・マシューズは30日にサンアントニオ・スパーズを121-107で降した後で語った。「しかしながら、このリーグのために、そしてゲームのために、コートの上でもコートの外でも、そのようなマイルストーンに到達するために多くのことを成し遂げてきた男にとって、これは素晴らしいことさ。1,000試合に出場することすらままならない選手も多いというのに」。

彼以上に、ゲームプランを練り、そのゲームプランに対して成功し続けた人間は、他に誰もいないだろう。それは彼の功績、彼の働きに対する功績だ。自分もその一部になれて光栄だ」。

デニス・シュレーダーは、試合後にインスタグラムでジェームスの新しい快挙を知り、騒がずにはいられなかったという。「私は彼のところに歩いていき、彼にそれがすごすぎることだと伝えるほかなかった。一日の終わりに、彼が毎晩もたらしてくれるものを見ると、驚かずにはいられない。今までレギュラーシーズンやプレイオフで何度も対戦してきたが、今彼と一緒にプレイするようになり、毎晩毎晩、彼がすることを近くで見るようになって思うのは、彼はとんでもないチームメイトであり、とんでもないプレイヤーであり、まさに伝説そのものだ」。

“Lakers In Contract Talks With One Of Their New Major Players”(THE SPUN)

この記録は、ジェームスにとって初めての大きなキャリアのマイルストーンではないし、彼の殿堂入りのレジュメの中でも最後になるような歴史的な連続記録、史上最高の記録などでもない。しかし、彼がこの数年間で成し遂げてきた他の功績があるからといって、この記録が彼にとってまったくもって特別なものでないというわけでもない。 ジェームス自身も、今自分がいる場所について信じられないのだ。

ここに座り、頭の中を整理できると言ったら嘘になる」とジェームスは本音を漏らす。「私は常に与えられた機会を最大限に生かそうと取り組んでいる。私は、違いを生み出すという意味において、自分自身を選ばれし者だと信じている。それは、自分のプレイするスポーツにだけではなく、フロアの外という両方において」。

私は、神様から与えられた才能や、自分が成長してきた中で受けてきたサポートを軽視してはいない。これは、決してバスケットボールの話だけではない。『何をするにしても、偉大になれ』ということを伝えたい。完璧な人間なんていないのだから、完璧になれなんて言わない。だが、日々、自分のできる限りの努力をすることが重要なんだ」。

私はこれまで、人生の半分をこのリーグで過ごしてきた。18歳の時にリーグに入り、今日で36歳になった。故郷を誇りに思い、を誇りに思い、家族を誇りに思い、を誇りに思い、子どもたちを誇りに思い、故郷の子どもたちを誇りに思い、友人を誇りに思い、そして今まで関わってきたすべての人々を誇りに思っているこれからも進化を続け、彼らを鼓舞し、彼らが偉大になるように力を与えられることを願っている。私はとても祝福されていて、それを当たり前のこととして受け止めようとなんて考えていない」。

あなたが物分かりの良い人であれば、ジェームスの偉大さが当然のことだとは思わないだろう。■

JJ
I Stan Basketball. / Started watching NBA since 2003 / A Big Fan of LeBron & Lakers / An Alumnus of University of Tsukuba / An Editor / A Blogger

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